子宝を授かるジンクスは色々ありますが、手軽なものとして「フルーツジュース飲む」という妊活ジンクスがあるのをご存知でしょうか?
ちょっとしたルールがあるので、ジンクスというよりおまじないに近いかもしれません。
とても簡単なので、やってみた事がある方もいらっしゃるかもしれませんね。
この妊活ジンクスに本当に効果があるのか、詳しく調べてみました。
フルーツジュースを使った妊活ジンクスとは?
この妊活ジンクス必要なものは、果汁100%ジュースとクラシック音楽です。
ジュースは「オレンジ」「グレープフルーツ」「リンゴ」から好きなものを用意します。
妊活ジンクスを行うのは、タイミングをとる直前の3日間です。
【妊活ジンクスの手順】
- コップに注いだジュースにクラシック音楽を聞かせる
- 1曲終わったらジュースを飲み干す
これを3日間続けて行うことで、妊娠しやすくなる、と言われています。
「本当に!?」と疑ってしまいますよね。
「妊娠するには女性の体内を酸性にする必要があり、果汁100%ジュースを飲む事で酸性に近づけることができる」
というのが、このジンクスの効果として言われています。
男女の産み分けを考えたときには、膣内が酸性かアルカリ性かの問題をあげられることが多いです。
ですが、それによる妊娠率の違いのデータを今回は見つけることができませんでした。
関連記事:精子は弱アルカリ性が好き!?
でも、妊活ジンクスとして色々なところで紹介されている以上は、なにがしかの意味があるはず……
ということで、フルーツジュースとクラシック音楽による妊活への効果を検証します!
ジュースで本当に妊娠しやすくなるの?
果汁100%ジュースの妊活への効果を、栄養面から調べてみました。
オレンジジュースは栄養バランスが◎
オレンジジュースには、抗酸化成分であるビタミンCや、お腹の赤ちゃんの成長に必要な葉酸など、妊活に欠かせない栄養素が豊富にバランスよく含まれています。
中でも注目したい栄養が「ヘスペリジン」。
ヘスペリジンは温州みかんなどの柑橘類に多く含まるポリフェノールの一種で、強い抗酸化作用や血流を改善する効果があります。
ビタミンCをリサイクルして維持する働きもあるので、ビタミンCとヘスペリジンを一緒に摂れるオレンジジュースは、まさに妊活にぴったりのドリンクと言えますね!
グレープフルーツジュースはビタミンCが断トツ!
グレープフルーツジュースは、他のジュースと比較してビタミンCの含有量が断トツ!
さらに、苦味成分「ナリンギン」は抗酸化作用が高く、ビタミンCとの相乗効果でアンチエイジングに期待できます。
ただし、グレープフルーツの成分は薬の効果を阻害することがあるので、薬を飲むときには2時間ほど間を置いて摂取するようにしましょう。
りんごジュースで腸内環境を整える!
りんごは食物繊維のペクチンが豊富!
腸内環境を整える事で、必要な栄養の吸収効率をあげることが出来ます。
「ケルセチン」というポリフェノールも豊富なので、強力な抗酸化作用で細胞の質の維持にも効果的です。
クラシック音楽でリラックス
クラシック音楽を聞くことによるリラックス効果はよく知られていますね。
リラックスすると副交感神経が優位になり、胃の働きが活発化して、栄養を吸収しやすい状態になります。
つまり、クラシック音楽でリラックスしながら、栄養たっぷりのジュースを飲むのは理にかなっているんです。
手作りジュースで欲しい栄養を補う
ミキサーでジュースを手作りすれば、さらに色々な栄養を補えます。
アボカドとトマトのビタミンEジュース
【材料(1杯分)】
- アボカド…1/4個
- トマト(小)…1/3個
- 無調整豆乳…100ml
- 白ごま…大さじ1
アボカドと白ごまには、黄体ホルモンの原料になるビタミンEが豊富。
トマトには高い抗酸化力で知られるリコピンの他に、ビタミンEと相性のいいビタミンAとビタミンCもたっぷり含まれています。
豆乳からイソフラボンも摂れる、妊活のためのジュースです。
ブロッコリーと小松菜の鉄分ジュース
【材料(1杯分)】
- ブロッコリー…5~6房
- 小松菜…1株
- プルーン(種なし乾燥)…30g
- 無調整豆乳…100ml
- 牛乳…50ml
ブロッコリーや小松菜には、排卵にかかわる植物性鉄分が豊富です。
鉄分はタンパク質と一緒にとると吸収がよくなるとされているので、豆乳や牛乳を一緒に入れるのがポイント。
妊活の栄養として欠かせない葉酸もしっかり補えるジュースです。
まとめ
ジンクスで飲むジュースには妊活に必要な栄養が豊富に含まれており、クラシック音楽はその栄養をより効率的に取り入れる効果があることが分かりました。
ジンクスでは3日間おこなうとされてますが、期間にとらわれずに毎日の習慣とすることで効果が期待できそうです。
手作りジュースなら、今欲しい栄養をピンポイントで摂取することもできますね。
とっても簡単なので、日々のリラックスタイムと妊活に必要な栄養補給として取り入れてみてはいかがでしょうか。