妊活アドバイザーの長田かおりです。
ハッピーブレッシングでルイボスティーの販売を始めたのは2005年頃です。
これまで18年間、皆さまからたくさんのご質問をいただき、その度に調査をしてきました。
その中でも、ルイボスティーが体を冷やすのでは?というご質問が多いので、その真相をわかりやすくまとめました。
結果だけを知りたい!という方は最後のまとめまで読み飛ばしてくださいね。
ルイボスティーはこんな飲み物!
飲み物の中でポリフェノールの含有量がトップクラスのルイボスティー。
ポリフェノールの効果は強い抗酸化作用にあります。
老化を促進する活性酸素を取りのぞいて、健康で若々しい体をサポートする効果があります。
原産国は南アフリカで、ほとんどが無農薬栽培です。
ノンカフェイン、オーガニックで、ポリフェノールが多いお茶ですから、健康や美容を目的に世界中で飲まれている理由がわかりますね。
ですが、いくら健康や美容によくても、妊活や妊娠中に体を冷やすお茶は控えたいですよね。
ルイボスティーは体を温める?冷やす?
東洋医学では、昔から暑い地域や真夏に収穫されるものは体を冷やし、寒い地域や秋冬に収穫されるものは体を温めると言われています。
そのため南アフリカで育つルイボスティーは、体を冷やすのでは?と思う方が多いのかもしれません。
ですが、ルイボスティーはエネルギーを代謝して体を温める栄養素の方が多く含まれています。
体を冷やすといわれている食品には、赤血球や造血効果のある栄養素が少なく、汗や尿を排出する作用のあるカリウムが多いのが特徴です。
ルイボスティーはマメ科の植物
ルイボスティーはマメ科に属する植物で、豆類には温め効果のある陽性のものが多いです。
大豆や黒豆は、代謝に必要なたんぱく質や鉄分が多く、漢方で使われる葛根などもマメ科の植物で、血行をよくして発汗をうながす作用があります。
ルイボスティーは発酵食品!
ルイボスティーの茶葉は茶色ですが、これは茶葉が発酵しているからです。
発酵した茶葉は、風味が豊かになり紅茶のような香りを楽しむことができます。
味噌、お酢、チーズ、納豆など発酵食品は、血液をサラサラにして体を温めることで知られています。
発酵によって、消化を助ける乳酸菌や、エネルギー代謝に必要なビタミンB群が増えるからです。
発酵させているルイボスティーは、体を温める効果が期待できます。
発酵していないルイボスティーは、グリーンルイボスティーと呼ばれています。
代謝に必要なミネラルが豊富!
ルイボスティーが健康をサポートするお茶として、とくに優れているのがミネラル成分です。
ミネラルとは、カリウム、カルシウム、マグネシウム、リン、鉄、亜鉛、銅、マンガンのことです。
これらのミネラルは、体内で酵素をつくるときに必要となり、さまざまな栄養素と結びついて代謝を手助けしています。
ビタミン類もミネラルの力を借りることで効果的に働くことができます。
代謝に必要なミネラルバランスが豊富なことから、ルイボスティーは体を温めるお茶といえます。
カリウムも含まれているから冷やすのでは?
カリウムは、熱を排出したり利尿作用があることから、体を冷やすといわれています。
実はルイボスティーにもカリウムが多少含まれています。
煎茶(15g)には、カリウムが330mg含まれているのに対して、ルイボス茶葉(15g)は56mgです。
緑茶のほうがカリウムを多く含んでいますが、体を冷やすイメージはありませんよね。
利尿作用のあるカリウムは、ほとんどのお茶に含まれている栄養素で、発酵している陽性のルイボスティーは、温める働きのほうが強いといえます。
まとめ
ルイボスティーは体を温めるということがおわかりいただけたでしょうか。
体を冷やすカリウムも含まれていますが、温め作用のある栄養素のほうが優っているのです。
温かいルイボスティーを飲んだことがある方は分かると思いますが、飲んですぐにポカポカと奥から温かくなります。
ルイボスティーを飲みすぎても体を冷やす心配はありませんが、冷たい飲み物は直接内臓を冷やす要因となるため、できるだけ温かいルイボスティーを飲むようにしましょう。