現在妊活中の女性227人を対象に、妊活中の「おやつ」に関するアンケートを実施いたしました。アンケートの結果、妊活中のおやつに関して気をつけていること、どのようなおやつを摂取しているか、気をつけていない方の理由や、おやつの選び方、購入価格など、様々なことが分かりました。
【アンケートの実施方法】
googleのアンケートフォームのツールを使って実施
【アンケートを実施した期間】
2018年9月20日~2018年10月20日
【アンケート対象者】
ハッピーブレッシングを利用したことがあるクライアント227人
【アンケートの目的】
おやつから摂取するカロリー、糖分、添加物が不妊の原因となる可能性を踏まえ、妊活中の間食に対する意識を知り、食事や栄養についての改善アドバイスをトータル的に行う。
※転載やリンクは必ず❝妊活専門店ハッピーブレッシング調べ❞としてください。
こんにちは。サプリメントアドバイザーの資格を持つ長田かおりです。今回のアンケートは、前々から気になっていた「妊活中のおやつ」についてです。
こうのとりサロンで皆さまのお話をお聞きすると、妊活中はとてもストイックに食事や間食に気を配っておられる方と、治療を頑張っているのでおやつぐらいは自由に好きな物を食べている、という方に分かれます。
不妊の原因でもある肥満や痩せすぎを改善する一つとして、間食の改善は重要だと考えます。
また、多嚢胞性卵巣症候群の原因となる「糖質」についても、おやつから摂取するカロリーや糖分を控えることで体質を改善することができます。
とは言っても、ただでさえストレスが多い妊活中ですので、せめておやつくらいは好きな物を食べたいですよね。皆さまがどのようなおやつを求めているのか、理想的なおやつを研究して、今後提供できたらいいなと思っています。
アンケート結果は次の通りとなりました。
妊活中の間食(おやつ)について気をつけていますか?
気をつけている 12.3%
まあまあ気をつけている 46.7%
気をつけていない 41%
しっかりと「気をつけている」と答えた方はわずか12.3%でしたが、「まあまあ気をつけている」と合わせると、約60%の方が気をつけているという結果となりました。少し驚いたのが、半数近くの方が「気をつけていない」と答えたことです。その理由も下記に書いていきたいと思います。
気をつけている方へ質問です。一番気をつけていることは何ですか?
1位 添加物
2位 糖質
3位 カロリー
4位 脂質
5位 塩分
6位 製造メーカー
おやつを気にしている方の回答で一番多かったのが、「添加物」でした。さすが意識が高いですね。
2位は「糖質」です。糖質制限ダイエットが流行っていることもあり、糖質=よくないものという意識が高まっているのかもしれませんね。血糖値が高くなるとPCOSなどの不妊の原因にもなるので、気を付けておくのはとても良いことだと思います。
「製造メーカー」と回答した方も多く、食に対して安心・安全を求めているという結果ですね。
気をつけている方へ質問です。よく食べるおやつや、お気に入りのおやつを教えてください
1位 アーモンド、ナッツ 56票
2位 ドライフルーツ 13票
3位 チョコレート 11票
4位 クッキー、ビスケット
5位 あまり食べない
6位 バナナなどフルーツ
7位 野菜系チップス
8位 こんにゃくゼリー
9位 せんべい、ヨーグルト
10位 フルーツグラノーラ
その他少数票には、下記のようなおやつがランクインしました。
食べる煮干し、小魚 、スナック菓子、プリン、和菓子、かりんとう、糖質オフのおやつ、ケーキ、パン、アイス、オーガニックなもの、玄米ブラン、着色料無添加のカリカリ梅、スルメイカ、チーズ、ゼリー
アーモンドやナッツ類が断トツ1位ですね。続いてドライフルーツ。この2つについては何となく予想出来ますが、3位の「チョコレート」には驚きました。
チョコレートに含まれるポリフェノール効果が認知されてのことでしょうか、それともやめられないおやつとしてポイントが入っているのでしょうか。
アーモンドなどのナッツ類やドライフルーツは、ビタミンEや抗酸化成分など妊活に良質な栄養が多く含まれていますので、おやつとしてバッチリの食品です。
おやつにフルーツグラノーラと答えている方も数名いましたが、偏りがちな栄養を補う点でもグラノーラをおやつとして食べるのはアリだと思いました。ただしカロリーは気にしたほうがいいかもしれませんね。
8位にピンポイントで「こんにゃくゼリー」がランクインしているのも発見でした。普通のゼリーではなく「こんにゃくゼリー」。低カロリーなのに普通に美味しいですものね。
少数派の意見ですが、「スルメイカ」はいいなと思いました。イカにはアミノ酸が多く含まれ、たんぱく質のバランスが良く、イコサペンタエン酸(EPA)やドコサヘキサエン酸(DHA)の不飽和脂肪酸も摂取できてカロリーも低め。ただ、手軽にどこでも食べられるわけではないのが難点ですね。
さて、ここからは、「おやつは気にしない自由派」の方への質問となります。
気をつけていない方は、どんなおやつを食べていますか?
1位 チョコレート 57票
2位 スナック菓子 14票
3位 ポテトチップス 11票
4位 食べない 11票
5位 クッキー、ビスケット 9票
6位 ゼリー 8票
7位 せんべい
8位 アイス
9位 洋菓子、プリン
10位 アーモンド
その他少数票には、下記のようなおやつがランクインしました。
ヨーグルト、グミ、甘いもの、カフェラテ、コーヒー、ドライフルーツ、いもけんぴ、ビーフジャーキー、あんみつ
気をつけていない方の答えとして、断トツ1位にランクインしたのがチョコレートです。おお!自由な感じがしますね。その他、高カロリー、高糖質なおやつがほとんどですが、その理由は次の通りです。
気をつけない理由を教えてください
1位 おやつまで気にしていたらストレスを感じるから 31票
2位 好きだから我慢できない 25票
3位 妊活にお菓子が影響すると思えない 15票
3位 食べようと思わない 9票
4位 分からない 6票
その他少数票は、小腹がすくから。おやつが高い。忙しく選ぶ時間がない。手軽に取りたい。などがあげられました。
1位は「おやつまで気にしたらストレスになる」、2位は「好きだから我慢できない」とう結果となりました。妊活中はただでさえストレスが多いわけですから、おやつぐらいは我慢せずに好きなものを食べたい!という気持ちはとても共感できます。
「妊活におやつが影響するとは思えない」という回答も多かったのですが、おやつの食べ方によっては不妊の原因を招くこともあります。
◆血糖値、肥満と不妊の関係
例えば、血糖値が高くなると問題となるのが、「多嚢胞性卵巣症候群」です。小さい卵胞がたくさん育って排卵がなかなかうまくいかないなど、男性ホルモンが優位になったり、低温期のホルモンのバランスが乱れやすくなり排卵に問題を起こします。
肥満とPCOSの研究をしている徳島大学の松崎利也医師は下記のように述べています。
BMI 25以上の肥満者は日本のPCOS患者の25%を占め,病態にインスリン抵抗性が関与しているため,肥満PCOS患者の治療にはまず減量を行う。5~10%の減量が成功すれば,月経異常は70~80%の症例で改善する。
出典URL(外部ページへ移動します):肥満PCOS患者の治療には減量が重要
血液検査で問題なしと診断されていても、妊活中は適正体重を意識をしておくことが大切ですね。
適正体重は、BMI=体重(kg)÷ 身長(m)の二乗で計算します。
(18.5以上25未満が普通)
◆添加物、砂糖などの人工甘味料
添加物が体に及ぼす影響は色々とありますが、冷え性の原因の一つとも言われていますので、健康面を考えても、添加物の摂り過ぎには注意したいですね。
おやつにどれくらいお金をかけていますか?
まとめ
今回のアンケートは妊活中のおやつについてご協力いただきました。
皆さまありがとうございました。
おやつといっても、色々な考え方があることが分かりました。
体への影響を気にしている方は、アーモンドなどのナッツ、ドライフルーツなど自然派おやつを好む傾向があり、ストレスになるから気にしていないという方は、チョコレートやスナック菓子がメインでした。
おやつを我慢するのはストレスとなりますが、おやつの種類や量、食べるタイミングによっては、不妊の原因を招くことにもなります。
おやつも食事の一つとして考えるのは難しいかもしれませんが、なるべく添加物の入っていない、体によい自然由来のおやつを食べるようにしたいですね。ハッピーブレッシングでは、体にも良くて、ストレス解消にもなる美味しいおやつを近いうちに必ず形にしたいと思います!
ハッピーブレッシングで人気の自然派おやつをご紹介します。