こんにちは。妊活アドバイザーの長田かおりです。
環境が変わると妊娠しやすくなる、という話を聞いたことがありますが、ペットを飼うと妊娠しやすくなるのか、というテーマで書いてみたいと思います。
ペットを飼おうか迷っている方や、妊活ストレスが多すぎてつらい!という方は参考にしてみてくださいね。
ペットの癒し効果
アニマルセラピーなど、ペットとの触れ合いでもたらす様々な効果は、医療や介護の世界ではずいぶん前から注目されています。
例えばドッグセラピーは、癌患者の緩和ケアの一つとしてメンタル面をサポートしたり、介護施設では痴呆症の防止やケアの一つとしてドッグセラピーを取り入れて入るところもあります。
動物がじっと飼い主を見たり、すり寄って甘える様子を見ていると、自分が頼られているような幸せな気持ちになります。
このような動物との触れ合いで感じる幸福感は、「オキシトシン」というホルモンが関係しているといわれています。
ペットが妊活中のホルモンを整える?
脳から分泌されるオキシトシンは、癒しホルモン、幸せホルモンとも呼ばれています。
オキシトシンは普段はあまり分泌されていませんが、人や動物と触れ合うことで分泌されるホルモンです。
好きな人と手をつないだり、ハグをしたときに、気持ちが落ち着いて幸せな気持ちになるのは、オキシトシンの分泌により、精神を安定させるセロトニンというホルモンにも良い影響があるからなんです。
ペットと触れ合うと穏やかで優しい気持ちになるのはオキシトシン効果なんですね。
ペットの癒し効果は、妊活中のストレスを軽減してホルモンバランにも良い影響をあたえるといえます。
ペットのお世話は健康になる理由がたくさん!
ペットのお世話で忙しくなることで、妊活一色だった生活に変化が生まれます。
これは私の体験談ですが、犬を飼ったことによって、妊活だけのモヤモヤした毎日が一変しました。
妊活がうまくいかないときも、ワンコのお世話や触れ合っている時間は気持ちが紛れ、イライラすることが少なくなりました。
また、毎朝のワンコの散歩で自然と運動量が多くなり、四季折々の景色や風を感じる楽しみも増えます。
毎日決まった時間に食事をつくり、規則正しい生活を送ることは、自身の健康にも繋がります。
ペットとの何気ない会話で気持ちが穏やかになったことも嬉しい効果のひとつです。
ペットが母性本能を呼び覚ます?
仔犬や仔猫のお世話は、自分が母親になった気持ちを疑似体験できるとも言えます。ミルクやご飯を作ってあげて、抱っこして話しかける行為は、赤ちゃんを育てるのとよく似ています。
ペットを飼ったら妊娠した、という話をよく聞きますが、ペットのお世話をすることで母性本能が刺激されることも理由のひとつかもしれません。
こればかりは科学では証明することができませんが、ペットがもたらす効果はまだまだあると思います。
まとめ
妊活中にイライラやストレスつきものです。そのなかでペットの存在は、妊活だけの生活に変化を与え、癒しの時間をもたらしてくれます。
夫婦の会話も豊かになり、コミュニケーションが増えることもメリットのひとつです。
妊活中にペットを飼うことは、オキシトシン効果でホルモンに良い影響を与え、規則正しい生活を送ることで健康に導き、結果的に妊娠しやすくなるといえます。